福岡県議会議員 原中まさしの政策



 私の政治スタンスは「中庸」です。
 中庸とは、もともとは孔子の言葉で、原文は「中庸の徳たる、其れ到れるかな。民鮮きこと久し」とあり、「不足でもなく、余分のところもなく、丁度適当にバランスよく行動できるということは、人徳としては最高のもの」という意味です。すなわち、偏ることなく、常に変わらない普遍性をもち、過不足がなく調和がとれているということです。
 しかし、ややもすれば過不及の中間をとりさえすればよく、中途半端、平均値、足して2で割るというふうに誤解される向きもありますが、真の意味は、その時々の物事を研ぎ澄ました感覚でみる力を持ち、偏った思想性に左右されず、人々の生活に何が大切かを正しく判断する力をもつというものです。
 政治は、いずれかの勢力に過度に偏り過ぎると、必ず社会に歪を生みます。社会的支援が必要な方々(いわゆる社会的弱者)が地域で安心して暮らしていける社会をつくることこそ、真の政治の使命と思います。

Ⅰ 政治信条

  • 一.自ら依って立つスタンスを持ち、従って世情・情勢に左右されることなく、信念に基づき政治活動を行う。そのため、〝真実の目を養う〟ことに努める。
  • 一.常に社会的弱者・少数者の立場に立ち、多数派の趨勢に同調しない。
  • 一.自らの非は素直に反省し、次の飛躍につなげる。
  • 一.「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」を心得る。
  • 一.信を尊び、礼を尽くし、忠義に長け、孝を重んじ、智を徳とする。

Ⅱ 5つの公約

  • 1.政務活動費の収支(使途)は1円から公表し、ホームページにアップします。
  • 2.本会議、常任委員会、特別委員会、審議会など、県議会の場で積極的に質問します。
  • 3.公費出張・視察後は自ら報告書を作成し、ホームページにアップします。
  • 4.毎月活動ニュースを作成し、配布します。
  • 5.区内各公民館などで積極的に「県政報告会」を開催します。

Ⅲ 取り組む政策

  • 1.中小企業の支援強化、雇用促進を図ります!
    •  本県経済の着実な発展を図るため、水素エネルギー戦略、グリーンアジア国際戦略総合特区の促進など、経済活性化に取り組みます。中小企業者への県融資制度の活用促進をはじめ、企業振興に努めます。また、新卒者の就職促進、雇用創出、起業・創業の育成、再就職支援など、雇用の拡大と促進を図ります。そして、障がい者の社会的自立に向け、障害者雇用の促進を図ります。70歳現役社会づくりなど、高齢者が活躍する社会をつくります。最賃改善や労働関係諸法の徹底と遵守などによりワーキングプアの解消に努めます。
  • 2.安心・安全な街づくりを進めます!
    •  窃盗・強盗、性犯罪、暴力事件はもとより、「危険ドラッグ」の吸引に伴う事件など、市民生活を脅かすあらゆる犯罪を減らすため、交番の整備・強化、暴追運動の推進など、県の公安体制の強化を進め、市民(自治会)・行政・警察と一体となった安心・安全なまちづくりを進めます。また、安全な自転車通行空間の整備をはじめ、市民の安心移動空間の確保に努めます。そして、道路・橋梁などのインフラ、公衆無線LANの整備など、事前防災・減災対策に取り組みます。
  • 3.誰もがイキイキと輝き、生きやすい、暮らしやすい社会をつくります!
    •  日本の相対的貧困率は高まり、社会的格差が拡大するなか、就職、結婚、出産・子育てといった、いわゆる〝あたりまえの幸せ〟がつかみにくい社会にあるなか、子どもから高齢者まで誰もがイキイキと輝くまちづくりを進めます。子育て・育児支援、地域教育の充実を図ります。また、労働法制の遵守、ワークライフバランス(仕事と家庭・生活の調和)の推進に努めます。
  • 4.地域医療・介護・福祉の充実を図ります!
    •  国民健康保険の県移管をにらみ、制度の整備に努めます。介護保険制度の安定的な運営のため、保険者への支援を図ります。医療・看護従事者の処遇改善を図り、人材確保・育成に努めます。生涯を通じて健康で過ごせる医療体制ならびに歯科口腔保健の確立。難病患者支援を強化し、感染症対策の推進、こころの健康の保持増進を図ります。そして、離島・へき地医療の確保など、誰もが必要な医療を受けられる地域医療を確立します。
  • 5.環境保護、住環境改善など、「環境先進県ふくおか」をつくります!
    •  本県の産業廃棄物行政の適正化をなお一層進めます。太陽光・地熱・水力・風力など再生可能エネルギーの積極的推進を図ります。また、資源循環型社会への転換を促進し、「環境先進県ふくおか」を進めます。また、環境教育の推進を図ります。
  • 6.都市と地方の融和を図るとともに、市町村支援に取り組みます!
    •  食も水も空気も、地方の自然に頼っています。近隣中山間地・臨海部の自然環境保護を強化し、農林畜産漁業の活性と育成を図ります。また、都市と地方の生活交流、里山交流事業などを推進し、県内交通網の整備とともに地方定住化を促進します。
  • 7.人を思いやり、生命を大切にする教育を進めます!
    •  思いやり、優しさ、人権と生命を大切にする教育を進めます。郷土史・郷土の偉人の学びを増やし、古里を大切にする心を育てます。就学前教育〜就学〜社会教育〜生涯教育の体系的なひとづくりを進めます。
  • 8.市民の幸せ追及のため平和を希求します!
    •  国民の知る権利を脅かす「特定秘密保護法」の廃案を求めます。集団的自衛権の行使は日本をテロの脅威と武力攻撃の標的にさらすものであり、行使容認ならびに関連法案の制定に反対します。文化、学術、芸術など、草の根・市民レベルの人的交流・国際交流を支援するとともに、医療や環境などの国際貢献の強化を図り、経済活動による互恵関係を強めるなど、国際的相互信頼関係の構築による平和の追求を図ります。


  • 2019 年「ラグビーワールドカップ」
  • 2020 年「東京オリンピック」

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