Ⅰ 視察概要

1.日程

 2016年8月4日(木)〜5日(金)

2.視察先

 (1)8/4  

 ① 筑後市「タマホームスタジアム筑後」

 (2)8/5

 ①「福岡県障害者差別解消条例」制定に向け、障害当事者との勉強会・意見交換会
    講師:大牟田市 古庄和秀市議

 ② 社会福祉法人「甘木山学園」視察

  • 児童養護施設「甘木山学園」
  • 乳児院「甘木山乳児院」
  • こども家庭支援センター「あまぎやま」

Ⅱ 視察報告

1.筑後市「タマホームスタジアム筑後」

 今回、最初の視察先は、筑後市「タマホームスタジアム筑後」でした。

(1)視察目的

 『福岡ソフトバンクホークス』(以下、ホークス)は福岡市中央区「福岡ヤフオクドーム」を拠点とする地元球団であり、九州で唯一のプロ野球球団です。ファンは福岡県内のみならず、九州一円、そして全国にも広がり、日本を代表するプロ野球球団です。

 福岡県議会には「ソフトバンクホークスを応援する会」があり、全議員挙げて選手・球団を応援しています。また、行政側も同様に、知事をはじめ行政・教育庁・県警本部も一丸となって地元球団のホークスを応援しています。

 ファン並びに球団の長年の課題であったホークスの2・3軍並びに育成選手のための新しい練習・試合施設の建設については、その施設をどこに造るかということで検討されてきましたが、筑後市の熱心な働きかけなどにより、本年3月、筑後市に「タマホームスタジアム筑後」が完成しました。

 「民進党・県政クラブ県議団」としても、地元球団のホークスを応援するとともに、今後、「タマホームスタジアム筑後」を広くファンの方に愛される施設に育てていこうという趣旨で、今回、現地視察を行いました。

(2)施設の概要

  • 「タマホームスタジアム筑後」は、ホークスの2・3軍並びに育成選手のための練習・試合施設として、2016年3月19日に開業(サブ球場は天然芝育成後の2017年から稼働予定)しました。
  • 施設は『緑豊かな筑後の地に、野球中心に家族や親しい仲間たちと心ゆくまでくつろいで、楽しい時間をすごしていただくという「ボールパーク構想」に基づいて設計』されており、ホークス球団所有のファーム施設です。
  • 2つのスタジアムと室内練習場、クラブハウス、そして選手たちの移住空間である寮を一体化し、プロ野球選手として求められる体力、技能を科学的に養成する総合トレーニング施設として最適な環境が整備されています。

(3)施設説明

  • 総敷地面積:7.1ヘクタール
  • 各施設
    • タマホームスタジアム.jpg1)メイン球場(「タマホームスタジアム筑後」)
    • 2)サブ球場(「ホークス スタジアム筑後第二」)
    • 3)屋内練習場
    • 4)選手寮
    • 5)クラブハウス
  •  なお、メイン球場とサブ球場は、ともに球場内の広さは「福岡ヤフオクドーム」と同じで、選手に福岡ドームの広さを実感してもらうようになっています。
  • 駐車場
    • 1)普通車326台
      • (一般車(野球開催日):1時間200円、入庫後24時まで最大600円、一般車(通常日):1時間200円 入庫後24時まで最大300円)
    • 2)大型バス駐車場3台
      • (高さ2.6M以上の大型車(大型用スペースは事前予約車のみ):1時間500円 入庫後24時まで最大1500円)
    • 3)バイク駐輪場55台
    • 4)自転車駐輪場120台

(4)まとめ

タマホームスタジアム2.jpg 施設は、九州新幹線「筑後船小屋駅」から徒歩5〜6分、JR鹿児島本線「筑後船小屋駅」から徒歩数分のところにあり、交通の利便性はすこぶる良い場所にあります。

 視察当日は大変な猛暑日で、うだるような暑さでしたが、タマホームスタジアム3.jpg2・3軍の選手や育成選手を一目見ようと、熱心なファンが駆けつけていました。特に、女性ファンが多く、「ホークス女子」と呼ばれる女性ファンが多いというのもうなずけました。

 ホークスは2年連続日本一に輝き、常勝軍団に育っています。タマホームスタジアム4.jpgまさに、押しも押されもしない、日本を代表するプロ野球球団です。3年連続といわず、これまで巨人が打ち立てた「9連覇」を超えてほしいと思います。

 そのためにも、福岡県挙げてホークスを応援していかなければなりません。